教育 / 教員向け研修
子どもの言葉の奥にある、
気持ちに耳を傾ける。
茨城県常陸大宮市教育委員会様の教員向け研修として、コーチングの考え方を日々の子どもとの対話に生かす研修を実施しました。テーマは、児童生徒の気持ちを聴くための質問と応答。講義と対話ワークを通して、助言を急ぐ前に相手を理解する関わり方を考えました。

- 実施先
- 茨城県常陸大宮市教育委員会様
- 分野
- 学校・教育
- 対象
- 教員
- テーマ
- コーチング手法で学ぶ、児童生徒の気持ちの聴き方
- 形式
- 対面講義 / 対話ワーク / 振り返り
- 講師
- 佐藤大地(株式会社poten 取締役・コーチング事業責任者)
背景:「何があったの?」の、その先へ。
子どもが気持ちをうまく言葉にできないとき、大人が理由を尋ねても、すぐには答えが返ってこないことがあります。あるいは、言葉だけを受け取って解決策を示しても、本人の気持ちとすれ違う場合があります。
今回の研修では、不登校を含む学校での対話場面を題材に、子どもが見ている状況や気持ちを理解するための関わり方を扱いました。答えを引き出すことだけを急がず、日頃からの信頼関係を土台にする考え方です。
実施内容:助言の前に、理解する時間を。
01 / 同じ言葉でも、背景は一人ひとり違う
学校生活で起こりうる場面を例に、表面の言葉と、その背景にある思いの違いを整理しました。「こうすればいい」と伝える前に、本人にとって何が気になっているのかを聴く視点を共有しています。

02 / 本人の考えを聴く質問
大人の考えを先に渡す関わりと、本人の考えを聴きながら一緒に整理する関わりを比較。状況や望む方向を確かめ、小さな一歩を本人の言葉で考える質問の例を紹介しました。
03 / 「助言しない」を体験する対話ワーク
すぐにアドバイスをせず、質問を通して相手の話を聴くワークを実施しました。助言したくなる自分の傾向に気づき、聴き手としてどんな応答ができるかを試す時間です。
大切にしたこと:技法だけで、関係はつくれない。
質問の型を知るだけで、すぐにすべての子どもが話せるようになるわけではありません。研修の終盤では、日常の関係づくりの積み重ねや、相手の様子に合わせて関わることを確認しました。
助言を一律に否定するのではなく、十分に話を聴いて理解したうえで、必要な支援を考える。明日からの一つの声かけを見直すところへつなげる研修です。
本ページは研修の実施内容をご紹介しています。児童生徒個人の事例・情報は掲載していません。登校状況や心理面の変化を、この研修の成果として測定・保証するものではありません。
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