「やるなら完璧にやりたい」という強い思いが、時に自分を苦しめる鎖になっていました。コーチングとの出会いが、私の価値観をどう変えたのかを綴ります。

- 執筆者:YUKA(39歳)
- 経歴:美容業界で18年以上、講師やカウンセリング、人材育成に携わる
- 大学生の息子を育てるシングルマザー
- 人と関わることが好きで、相手の魅力や可能性を引き出すサポートを大切にしている。チャレンジ精神旺盛で、「やると決めたらまずやってみる」が信条。現在も新しい学びや挑戦を楽しみながら成長中
思うようにできない自分が嫌だった
私は昔から、やるならちゃんとやりたいし、やりきった達成感がほしいと思うタイプです。
YUKAその一方で、「やろう」と決めたことが思うように進まないと、とても焦ってしまうところがありました。
例えば、勉強のために本を買って「寝る前に少しずつ読もう」と思っていても、仕事や家のことを終える頃には疲れてしまい、そのまま読めない日が続くことがありました。
本当は学びたい気持ちがあるのに、「今日も読めなかった」「また後回しにしてしまった」と、できていないことばかりに目が向き、自分で自分を追い込んでいたのだと思います。
今振り返ると、やるからにはちゃんとやりたいという気持ちが強かった一方で、慣れない課題や引っ越し、息子の卒業・入学などが重なり、時間的にも精神的にも余裕がない時期でした。
できないことより、“できたこと”と今の気持ちに目を向ける
私は普段、美容業界で講師やカウンセリング、人材育成の仕事をしていて、どちらかというと人に寄り添う側の立場です。



なので、コーチングとは「相手の話に耳を傾けながら気持ちを整理し、できたことを認めたり、前向きな行動を後押ししたりするもの」だと理解しているつもりでした。
でも実際にコーチングを受けてみると、自分一人では気づけなかった考え方や感情にたくさん出会いました。
できなかったことを責められることはありません。
「じゃあ次はこうしてみるといいかもしれないですね」と、次の小さな目標を提案してくれ「それならできそう!」と前向きに捉えられるようになり、少しずつ気持ちがラクになっていきました。



小さな行動にも、「前に進めていますよ」と言葉をかけてもらえたことで、結果だけではなく過程を見る大切さを知りました。
完璧じゃなくても、一歩進めばいいと気づけた
振り返ると、シングルマザーとして仕事と子育てを両立してきた経験が大きいと思います。



常に時間に追われる中で生活してきたので、「今できることは今終わらせないと後で大変になる」という感覚が自然と身についていました。
また、学生時代からバスケットボールを続けてきたこともあり、目標に向かってやり切ることや結果を出すことを大切にしてきました。
そのため、結果を出すことや「やり切ること」へのこだわりが、いつの間にか自分へのプレッシャーになっていたのだと思います。



でもコーチとの対話の中で、「完璧にできるか」より、「続けようとしていること」そのものに意味があると思えるようになりました。
今までの私は結果ばかり見ていましたが、今は「5分だけでもやれたなら、前に進めている」と、小さな行動や途中の過程にも価値があることを受け入れられています。
ひとりでは気づけない自分に出会えた
コーチは、心の中を整理しながら進む方向を照らしてくれる道しるべのような存在でした。
いつも私の細かい気持ちや考えを整理しながら、「それはこういう気持ちかもしれませんね」と丁寧に言語化してくれたのが印象的です。
今までは、「もっとちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込むことばかりでしたが、今は「小さな一歩でも進めている自分」を少しずつ認められるようになっています。



ひとりでは気づけなかった自分に出会えたことが、私にとって一番大きな変化だったと思います。
そして今回、自分自身がコーチングを受ける立場になったことで、「人に寄り添うこと」の大切さを改めて深く学ぶことができました。


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