私は昔から、人付き合いに強い苦手意識がありました。人から何かを頼まれると断れません。
「考えてみます」と曖昧に返事をし、その場をやり過ごそうとしても、結局は引き受けることになります。
心の中では「本当はやりたくないのに」と思いながらも断れず、不満やストレスだけが積み重なっていきました。
限界になると相手との距離を置くようになり、人間関係そのものが苦しくなっていったのです。

- 執筆者:さくら結月
- 年齢:50代
- 本業:フリーランス
「嫌われたくない」の裏にあった、私の思い込み
さくら結月なぜ私はこんなに生きづらいのだろう。
その原因に気づかせてくれたのが、コーチングでした。
本音を言って関係が悪くなることが怖く、自分の気持ちを我慢させ続けていたのです。
子どもの頃から「真面目」「しっかりしている」と言われることが多く、私は無意識のうちに「期待を裏切ってはいけない」と思うようになっていました。



気づけば、自分の気持ちより周囲を優先するのが当たり前になっていたのです。
「疲れた」を「頑張った」に。心が軽くなる言葉の魔法
セッションで取り組んだモチベーショングラフは、私の考え方をほぐしてくれました。



それまでの私は、「人生は嫌なことばかりだった」と思い込んでいたのです。
しかし振り返ると、穏やかに過ごしていた時期もあったと気づきました。
そんな物事の捉え方は、日常の言葉にも表れていました。
今まではため息のように「疲れた」と吐き出していましたが、まずは「頑張った」と言い換えることにしました。
すると次第に自分を責めることが減り、「今日もここまでやれた」と思えるようになったのです。



そして人から褒められたときも、「相手が価値を感じてくれたからこその言葉なんだ」と否定せず受け取れるようになりました。
否定のない場所だったから、私は前を向く勇気をもらえた
担当コーチは私にとって「いとこのお兄さん」のような存在でした。
人付き合いの苦しさを打ち明けたとき、「それは苦しくなるよ」と自然に言ってくれました。



その安心感のおかげで、自分の嫌だった部分とも向き合えました。
すると、自分の気持ちを後回しにする癖が、日々の言葉にも表れていたことに気づけたのです。
「ありがとう」と伝えればいい場面でも、つい「すみません」と口にしていました。
今は「すみません」を「ありがとう」に言い換える取り組みをしています。





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