日本のフリーランスの推移は増加傾向!これから目指す人のガイドブック

日本のフリーランスの推移は増加傾向!これから目指す人のガイドブック

「最近フリーランスとして働いている人が増えている気がする」

さまざまなメディアやSNSなどで、フリーランスの輝かしい成果や報酬体験などを目にすると「フリーランスとして成功している人が増えている」と感じる人も多いでしょう。

「もしかしたら自分もフリーランスになれるかも」と思うかもしれません。

そこで本記事ではフリーランスの推移とともに、なぜフリーランスが増えているのか、その理由とともに実際にフリーランスとして活躍するための必要な手引きを紹介します。

目次

日本のフリーランス推移

近年の日本ではフリーランスとして働く人が増加しており、今後さらにフリーランスを目指す人が増えていくと予想されます。

人口の推移

フリーランスの人口は、10年前は937万人でしたが、2024年は1303万人で39.1%の増加となっています。

引用:ランサーズ株式会社 フリーランス実態調査 2024年

フリーランス実態調査では、以下4タイプのワーカーに分類しています。

  • 自営業系独立ワーカー  (1人で経営をしているオーナー)
  • 自由業系フリーワーカー (雇用されない独立したプロフェッショナル)
  • 複業系パラレルワーカー (雇用形態に関係なく2社以上と契約)
  • 副業系すきまワーカー  (1社の雇用契約で副業)

30~40代は副業や複業系ワーカー、50代以降になると自由業・自営業が多く、徐々に自由度の高い働き方へと移行する傾向があります。

平均単価

フリーランスの単職種ごとの平均単価は以下の通りです。

職種仕事内容単価
Web制作・Webデザインホームページ作成50,000~400,000円/1~10ページ
Webデザイン150,000円~200,000円/6ページ
バナー作成10,000~40,000円/個
写真・動画編集動画制作10,000~500,000円/本
画像加工・写真編集100~5,000円/枚
作曲・音源・BGM制作5,000~50,000円
Webライティング記事作成・ブログ記事・体験談0.5~5.0円/文字
DM・メルマガ作成20,000~40,000円 
シナリオ・脚本・小説作成5,000~50,000円/Web小説1話分
システム開発・運用Webシステム開発・プログラミング3,500~70,000円/時間
ソフトウェア・業務システム開発20,000~800,000円
サーバー・ネットワーク構築30,000~100,000円

(参照:ランサーズ「仕事の種類・参考価格」

案件数

フリーランスの案件数は、エージェントやクラウドソーシングごとに分類すると以下の通りです。

サービス名公開案件数
レバテックフリーランス112,554件
クラウドワークス369,439件
ランサーズ2,351,648件
ココナラ270,480件(単発の仕事)
Craudia7,096件
※2026年1月時点

フリーランス増加の背景

自宅のパソコンで作業をしている男性

日本におけるフリーランスの割合は、2015年は14.2%でしたが2024年には18.8%です(参照:ランサーズ株式会社 フリーランス実態調査 2024年)。このように増加しているのは以下の背景が挙げられます。

クラウドソーシングの普及

近年ではフリーランス向けの案件獲得が、オンライン上で簡易にできることになったことが増加を後押ししています。

代表的なのはクラウドワークスやランサーズで、本業以外にも副業として活動できる柔軟な案件が多いことも理由の一つです。

リモートワークの浸透

日本においては、2020年のコロナ禍を機として多くの企業が在宅勤務を推奨しました。

働く場所にとらわれない形態が一般化したことで、企業側も出社を前提としない専門スキルを持つ人材を業務委託として登用するケースが増えています。

政府の支援

2024年11月に「フリーランス新法」が施行され、報酬の支払い期限の明確化やハラスメント対策、契約内容の書面化義務などが盛り込まれました。

フリーランスが企業側から不当な扱いを受けず安全に活躍ができるように整備されたことも、増加を後押しするきっかけとなっています。

副業人口の増加

社員のスキルアップやキャリア形成支援を目的として、副業を解禁する企業が増えたことで副業に取り組む人が増大しました。

初期投資がほとんどかからず「週2〜3日」や「リモート可」などといった柔軟な働き方ができるのも増加した理由です。

フリーランスのメリット・デメリット

カフェでパソコン作業をしている女性

フリーランスのメリット

フリーランスの魅力は、自由な働き方やワークライフバランス、収入アップが見込まれることにあります。

  • 時間や場所の制限がない
  • 組織の規則に縛られない
  • 成果や実績が報酬に反映される
  • 煩わしい人間関係から解放される
  • 定年がなく生涯現役で働ける

フリーランスのデメリット

フリーランスの不安面は、会社員と違って固定給や社会保障面での安定性に欠けることです。

  • 案件獲得や収入が固定されず不安定になる
  • 社会保障や福利厚生がない
  • 確定申告など自己管理の負担が増す
  • 社会的信用性が低下する
  • 生活のリズムが乱れ不規則になる

成功するための心構え

実際にフリーランスになったものの、「案件が取れない」「単価が安い」などの理由で断念するケースもあります。心が折れることなく、確実にフリーランスとして生き残っていくためにも、心掛けるべき注意点や戦略的なポイントを紹介します。

自己管理の徹底

パソコンの画面にカレンダーが表示されている

自己管理を徹底することは、フリーランスとして踏み出すための第一歩です。フリーランスは場所や時間に縛られず働けますが、その代わりに自己責任を伴うため、成功するためには自己管理の徹底が求められます。

  • 体調管理ができる
  • スケジュール管理ができる
  • タスク管理ができる
  • 金銭管理ができる

主体的な行動

自ら案件を検索してクライアントと交渉し、自主的にプロジェクトを進めていかなければなりません

  • クラウドソーシングだけでなく、案件のマッチングサービスやSNSを活用する
  • 既存の依頼先に継続的な案件獲得の交渉をする
  • 自らのスキルアップを図るためにセミナーに参加する
  • コミュニティで多くの人との交流を深めて最新の情報を獲得する

高単価を得る努力

フリーランスを開始した当初は、実績やスキル不足により比較的安価な案件から開始するケースが一般的です。しかし、安価な案件だけでは生計を立てることが難しくなります。

着実に実績を積み重ねて少しずつ高単価の案件を獲得し、自身の市場価値を高めていかなければなりません。

  • 自身の強みをアピールした自己紹介の構成
  • エージェントを活用して案件を獲得する
  • 自信のある専門分野を持つ
  • AIを利用して幅広い業務にも対応できる

強い責任感

フリーランスになると仕事は全て自己責任となるため、怠ることなく誠実な勤務姿勢を構築して信用を重ねていかなければなりません

  • 要件の内容に沿った品質の高い作成を目指す
  • 納期を確実に厳守する
  • フィードバックを受けたら確実に対応する

まとめ

日本でフリーランスが増加しているのは、雇用関係によらない働き方の環境が整ってきたことが理由として挙げられます。また、個人事業のみで生計を立てている人に加えて、企業に雇われている一般のサラリーマンも副業として案件を受注する人が増えているからです。

自身の得意分野や専門スキルなどを生かして大幅な収入アップを図ることも可能ですが、ただ何となく「自由な境遇に憧れて」目指す人や、「企業規則の束縛や人間関係から解放されたい」などの理由で転身を図る人は、注意が必要となります。

まずは、自身の適性を確認してみましょう。

適性があるのか分からないという人は、下記ページでチェックしてみてください。これを機にフリーランスに関しての知識を深めていくのも、今後の活動の幅を広げることにつながるかもしれません。

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