「この返信で大丈夫かな」「無視しても良いのかな」
ランサーズのメッセージのやり取りに、そんな不安を感じたことはありませんか。
実はその不安の多くは、返信の型と受注前の注意点を知らないことが原因です。
本記事では、ランサーズ公式情報と実際の返信事例をもとに、信頼される返信の書き方から規約違反を避けるコツまで解説します。
返信に迷ったときの基本ルールと返信例

信頼される返信は4要素で作る
信頼される返信文は、次の4つの要素で構成し、簡潔にまとめることが大切です。
- お礼
- 要件
- 回答
- 次のアクション
要点が整理されていない文章は、「コミュニケーションが取りづらい人」という印象を与えます。
次の表は、「クライアントからのお仕事依頼DM(スカウト)」への返信例です。
| パターン | 返信例 |
|---|---|
| 悪い例 | ご依頼いただいた〇〇の件について対応可能かどうか確認しまして、問題なく進められそうなのですが、スケジュールの都合上詳しい納期についてはもう少しお時間をいただいてから、あらためてご連絡できればと思います。 よろしくお願いいたします。 |
| 良い例 | 〇〇様 このたびはお声がけいただき、ありがとうございます。(お礼) ご依頼内容を拝見いたしました。(要件) 〇〇の制作は対応可能です。 こちらの内容でしたら、想定納期は○日程度になります。(回答) 詳細な条件はこちらになります。ご確認お願いいたします。 よろしければ、プロジェクトページにて正式にご依頼いただけますと幸いです。 (次のアクション) 〜金額、作業範囲などの条件提示〜 |
コピペ感のある返信は避ける
テンプレートをそのまま貼り付けたような返信文は、相手に「宛先だけ変えた量産型メッセージ」という不信感を与えます。
相手の質問や募集内容に具体的に触れると、「自分に向けた返信だ」と感じてもらえます。
以下は、「応募案件に対し詳細確認・面談を求められた場合」の返信例です。
| パターン | 返信例 |
|---|---|
| 悪い例 | お世話になっております。 このたびはご連絡いただきありがとうございます。 案件の詳細についてぜひお伺いしたく存じます。 面談も可能です。 ご都合のよろしい日時をご教示いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 |
| 良い例 | お世話になっております。 ご連絡ありがとうございます。 ぜひ一度お話をお伺いできればと思います。 募集内容を拝見し、特に長期的に◯◯を重視されている点に魅力を感じました。 面談の日程ですが、以下の時間帯であれば調整可能です。 〇月〇日(〇)19:00〜21:00 〇月〇日(〇)20:00〜22:00 上記以外でも可能な限り調整いたします。 ご都合の良い日時をお知らせいただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 |
24時間以内の返信を意識する
完璧な返信を考え込むより、まず反応を示すために、24時間以内に返信をするほうが相手は安心します。
また、ランサーズは以下のように「返信率」という指標を採用しています。早い返信が返信率を高め、クライアントからの評価も上がりやすくなります。
返信率 = 24時間以内に返信した件数 / 返信した件数(参照:ランサーズ公式ヘルプ「返信率の定義を教えてください」)
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返信が来ないときの対応フロー

まずは数日待ってから確認する
メッセージを送ってすぐに返信がなくても、焦って何度も送るのは避けましょう。クライアントも仕事や他の案件対応で忙しく、確認に時間がかかる場合があります。
返信を待つ目安は、一般的なビジネスマナーに沿って考えるとわかりやすくなります。
- 平日のみの場合:1〜3営業日程度
- 土日祝を挟む場合:さらに数日プラスして考える
- 繁忙期・大型連休中:通常より長めに見積もる
催促ではなく確認メッセージを送る
数日待っても返信がない場合は、催促ではなく確認の形でメッセージを送りましょう。
| パターン | 返信例 |
|---|---|
| 悪い例 | 「返信がないのですが」「まだですか」 |
| 良い例 | 「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇の件、ご確認いただけますでしょうか」 「その後、ご検討状況はいかがでしょうか。念のためご連絡いたしました」 |
「返信はまだですか」といった一言は、思った以上に相手を急かす印象を与えます。
連絡が途絶えたら事務局相談も検討する
ランサーズには、連絡が取れない相手へ事務局から通知してもらう「連絡催促申請」という仕組みがあります。
プロジェクト契約中や仮払い後に一定期間の連絡が取れない場合は、自己判断で進めず、下記表のように連絡催促申請を検討してください。
| 状況 | 推奨される対応 |
|---|---|
| 初回確認メッセージで 反応なし | 相手の事情も考慮し、もう少し様子を見る3営業日ほど空けながら、もう2回連絡を試みる |
| 1週間以上経過しても 返信なし | 連絡催促申請を利用する |
(参照:ランサーズ公式ヘルプ「プロジェクトでクライアントから連絡がない」「連絡催促申請はどこから申請できますか?」)
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【相談メッセージ】が届いたときの受注ミスを防ぐチェックポイント

メッセージ内の合意だけで作業を始めない
メッセージ上でクライアントから「お願いします」というやり取りがあっても、それだけでは受注成立にはなりません。ランサーズでは、プロジェクト画面上で正式に契約を締結して初めて、取引がスタートします。
初心者が陥りやすいのが、以下のようなケースです。
- 「話がまとまったから大丈夫だろう」と考え、仮払い前に作業を始めてしまう
- 「契約はあとでまとめて」という言葉を信じて進めてしまう
見積もり(条件提示)をメッセージで送る前に4要素を確認する
見積もりをメッセージで伝える前に、4つのポイントを確認しましょう。
条件が曖昧なままだと、あとから「言った・言わない」のトラブルにつながります。
| 確認項目 | チェックのポイント |
|---|---|
| 金額 | 税込・税別を明記し、システム手数料(税込16.5%)も差し引かれる点を考慮する |
| 条件の記録 | 修正対応の範囲などを文章で残す |
| 見積もり形式 | 簡易見積もりか、正式な見積書PDFが必要か確認する |
| 作業開始 | 承諾を得ても、仮払い前は着手しない |
金額算出には、ランサーズ公式「金額計算ツール」の利用がおすすめです。
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営業DMは送り方を間違えると不信感になる

大量送信や一斉送信は避ける
同じ文面を不特定多数に送るような営業メッセージは、規約違反にあたる可能性があります。
ランサーズの利用規約では、「メッセージ機能により大量のメッセージを送信する行為」を禁止事項として明記しています。
募集中案件があるなら応募を優先する
クライアントが募集中のプロジェクトを出している場合は、DM営業より応募を優先しましょう。
募集を出しているにも関わらずDMを送ると、「募集内容を読んでいない」と受け取られる可能性があります。
営業DMを送って良いケースを整理する
営業DMは、次のような相手であれば送っても問題になりにくいと考えられます。
- 過去に取引したことがある相手
- 相手から連絡を受けている場合
- 募集案件を出していないクライアントへの個別提案
- パッケージへの問い合わせに回答する場合
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よくある質問

- 無視・通報すべきメッセージは?
-
営業スパムや個人情報の要求、外部サービスへの誘導は、通報を検討してください。
- 規約違反になりやすい連絡は?
-
LINEやChatworkへの誘導、メールアドレスなど連絡先の送信、直接契約の打診は規約違反と判断される可能性があります。
- メッセージが見れないときは?
-
ログイン状態・通知設定・登録メールアドレスを確認しましょう。
まとめ:メッセージ対応は案件獲得の武器になる

本記事では、安心して取引できるように、返信の基本ルール、返信が来ないときの対処、受注前の注意点や規約違反の回避法まで解説しました。
初心者であるほど、「この返信で大丈夫かな」と不安になるのは当然のことです。
紹介したポイントを意識して、クライアントへ丁寧にメッセージを送りながら、案件獲得活動を進めてみてください。
現場で通用する応用力を磨きたい方は、プロの講師から直接フィードバックが受けられるスクールも検討してみてください。

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