職場の人間関係に疲れたあなたへ。こころを守る知識と悩みの解消法

  • 「新しい職場の雰囲気になじめない」
  • 「悩みを相談できる相手がいない」
  • 「気の合う同僚がいない」

このように職場での人間関係に悩みを感じることはありませんか?

近年、メンタルヘルスは社会問題としても取り上げられています。

悩みがストレスとなり、気が付いたときには重大な問題になるケースも多いです。

本記事では、人間関係で悩む原因や解消法について詳しく説明します。

メンタルヘルスの正しい知識や悩みの解消法を身に付け、生活の質を改善していきましょう。

目次

1.すべての悩みは人間関係の悩み

膝を抱えてうずくまる男性

1.1. アドラー心理学について

「人間の悩みはすべて、対人関係の悩みである」という言葉があります。

オーストラリアの精神科医アルフレッド・アドラーの名言です。

アドラーは、人間の心理を分析するほかの心理学とは違い、人間関係を考えることを重視したアドラー心理学を提唱しました。

アドラー心理学の重要なポイントは3つです。

1つ目は、共同体感覚です。

日々の生活のなかで、他者との関わりは避けては通れません。

他者とのつながりや協力しあう感覚をもつことが、人間関係の基盤となります。

共同体感覚を育むことは、他者との健全な関係を築くための第一歩です。

2つ目は、平等と尊重の意識です。

すべての人は平等であり、互いに尊重しあうことが重要だと考える必要があります。

信頼関係を築くためには、相手の意見や感情を尊重し、対等な立場で接することが大切です。他者との健全な関係を維持するための基盤になります。

3つ目は、自己決定と責任です。

自分の行動に責任をもち、その結果にしっかりと対処することが必要になります。

大切なのは、自己決定した行動が他者に与える影響を理解することです。

人間関係について考えるときに、アドラー心理学はとても重要になります。

しっかりと頭にいれておきましょう。

2.労働者のメンタルヘルスについて

頭を悩ませている男性

近年は、「ストレス社会」といわれており、社会問題として取り上げられています。

私たちは、働く代償にストレスを溜めているといっても過言ではありません。

実際に、職場に関することで強い不安や悩み、ストレスを抱えている労働者は大勢います。令和2年では、54.2%で半数を超えている状況です。(2-1図)

この章では、メンタルヘルスの現状について理解しましょう。

 出典:厚生労働省 平成14年「労働者健康状況調査」第23表

平成19年「労働者健康状況調査」第21表

平成24年「労働者健康状況調査」P17

平成25年「労働安全衛生調査(実態調査)」P25

平成27年「労働安全衛生調査(実態調査)」P21

平成28年「労働安全衛生調査(実態調査)」P23

平成29年「労働安全衛生調査(実態調査)」P24

平成30年「労働安全衛生調査(実態調査)」P19

令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」P13

2.1. 職場で悩む原因ランキング

職場で悩む原因についてランキングで確認しましょう。(2-2図)

1位:仕事の量・質 56.7%

2位:仕事の失敗、責任の発生等 35.0%

3位:人間関係(セクハラ・パワハラを含む) 27.0%

4位:会社の将来性 20.9%

5位:顧客、取引先等からのクレーム 18.9%

6位:役割・地位の変化等(昇進、昇格等) 17.7%

7位:雇用の安定性 15.0%

8位:その他 11.5%

9位:事故や災害の体験 2.7%

出典:厚生労働省 令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」P13

このランキングから分かるように、企業の人件費削減の観点からひとりあたりの業務量が多くなり、負担が増えている可能性が高いです。

また、ハラスメントによる人間関係の問題についても解消する必要があるといえます。

2.2. ハラスメント問題の深刻化

先ほどのランキングにもあった、ハラスメントによる人間関係の問題は、社会問題として取り上げられています。

全国の総合労働相談コーナーに寄せられた、いじめや嫌がらせの相談件数は9年連続最多となり、深刻化している状況です。

民事上の個別労働紛争に係る相談件数は、2020年度中に347,546件です。

そのうち、職場でのいじめや嫌がらせに関する相談受付数は、79,190件(22.8%)を占めています。(2-3図)

出典:厚生労働省 令和2年「個別労働紛争解決制度施行状況」P5

2.3. メンタルヘルス対策の重要性

労働者のメンタルヘルスが損なわれることは、生産性の低下につながり、雇用している企業にとっても大きな損失です。

こういった状況を改善するべく、メンタルヘルス対策を実施している企業は増えています。(2-4図)

出典:厚生労働省 平成23年「労働災害防止対策等重点調査」P15

平成24年「労働者健康状況調査」P8

平成25年「労働安全衛生調査(実態調査)」P9

平成27年「労働安全衛生調査(実態調査)」P7

平成28年「労働安全衛生調査(実態調査)」P7

平成29年「労働安全衛生調査(実態調査)」P7

平成30年「労働安全衛生調査(実態調査)」P5

令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」P5

平成25年以降、約6割の企業がメンタルヘルス対策に取り組んでいる状況です。

従業員のメンタルヘルスを重要視していることが確認できます。

次に、事業所の規模別の割合です。(2-5図)

50人以上の事業所では、90%を超える割合で対策をしています。

一方で、10〜29人規模の事業所では、53.5%です。

大手企業に比べ、中小企業ではメンタルヘルス対策に手が回っていない状況です。

今働いている会社で、メンタルヘルス対策がない場合は、自分自身で対策を考えていく必要があります。

(資料出所)厚生労働省 令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」P5

実際に、どのような取り組みをしているかを確認してみましょう。

  • 労働者のストレスの状況などについて調査票を用いて調査【62.7%】
  • 職場環境等の評価及び改善【55.5%】
  • メンタルヘルス不調の労働者に対する必要な配慮の実施【53.8%】
  • メンタルヘルス対策に関する事業所内での相談体制の整備【50.7%】
  • メンタルヘルス対策の実務を行う担当者の選任【37.0%】
  • 健康診断後の保健指導等を通じた産業保健スタッフにおけるメンタルヘルス対策の実施【36.0%】
  • メンタルヘルス対策について、衛生委員会又は安全衛生委員会での調査審議【35.9%】
  • メンタルヘルス対策に関する労働者への教育研修・情報提供【33.0%】
  • メンタルヘルス対策に関する管理監督者への教育研修・情報提供【30.9%】
  • 職場復帰における支援【24.8%】
  • メンタルヘルス対策に関する問題点を解決するための計画の策定と実施  【20.7%】
  • 他の外部機関を活用したメンタルヘルス対策の実施【15.8%】
  • メンタルヘルス対策に関する事業所内の産業保健スタッフへの教育研修・情報提供【14.4%】
  • 医療機関を活用したメンタルヘルス対策の実施【11.3%】
  • 地域産業保健センターを活用したメンタルヘルス対策の実施【4.3%】
  • 産業保健総合支援センターを活用したメンタルヘルス対策の実施【3.9%】
  • その他【2.8%】

出典:厚生労働省 令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」P5

このように、様々な施策を用いて、メンタルヘルスケアの取り組みを実施しています。

自分の会社でも、なにか取り組みをしていないか調べておくことは、非常に重要です。

3.代表的なこころの病気

ノートと聴診器

人間関係の悩みが大きくなると、心理的ストレスが溜まります。

心理的ストレスは、気付かないうちに進行し、こころの病気を発症させる危険性があるので注意が必要です。

代表的なこころの病気について紹介します。

不安な点がある場合は、早期に受診しましょう。

3.1. 気分障害

私たち人間は、嬉しいことがあれば気分がよくなるし、逆に嫌なことがあれば気分が落ち込みます。

このような感情が自分自身でうまくコントロールできなくなり、普段の生活がうまくいかなくなるのが、気分障害です。

気分障害の基本的な症状は、感情の抑うつ、あるいは躁状態への変化が、ある期間持続する状態です。

うつ状態と躁状態を反復する傾向が強く、様々なストレス状況が影響するとされています。

うつ状態と躁状態の理解を深めておきましょう。

うつ状態では、抑うつ的で悲観感情が強いです。

思考内容は、自分を責めてしまうことが多いですが、ときに他人を責める場合もあります。

主な症状としては、活動性が低下し、食欲低下・体重減少・性欲減退です。

全般的には、朝方には状態が悪く、夕方には改善するなど、症状が1日の時間帯で変化する場合もあります。

治療は、抗うつ薬による薬物療法が中心です。

出典:厚生労働省 ヘルプノート

そう状態では、感情は爽快で、精神的興奮が見られます。

楽天的な思考内容が見られ、活動性の高ぶり、多弁が特徴的です。

睡眠時間が極端に短縮し、疲労を感じにくい状態がよく見られます。

睡眠がうまくとれないなどの症状が現れることもありますが、「短時間での睡眠で十分」と解釈されるため、自覚的訴えはあまり見られません。

治療には、薬物治療が一般的です。

出典:厚生労働省 ヘルプノート

3.2. 全般性不安症

全般性不安症は、不安が原因で引き起こされる症状です。

不安とは、漠然とした原因がはっきりしない対象への恐れのことを示します。

不安は、誰でも感じる身近な感情ですが、現実的な危険とは無関係に沸き起こるものや、死の恐怖を感じるほど精神的負荷が大きい場合もあります。

不安が原因で生じる身体症状としては、胸の痛み、胸騒ぎや動悸、呼吸困難、手足のしびれ、発汗、のぼせ、ふらつきです。

胃腸症状や震え、緊張だけでなく、睡眠がうまくとれず体調不良を感じることもあります。

全般性不安症の特徴は、何に対しても過度に心配し、将来への不安を抱くなど慢性的な不安状態があることです。

いったん不安になると、おろおろしてしまい仕事も手につかず、最悪の状態に陥ることばかり考えてしまいます。

不安状態が悪化したときの特徴は、身体の震えや動悸が激しくなることです。

そして、「このままでは死ぬかもしれない」というレベルの恐怖感情に襲われ、日常生活に支障が出るほど心理的負荷がかかってしまいます。

治療は、薬物療法とカウンセリングが主流です。

出典:たわらクリニック

3.3. パニック症

パニック症は、呼吸困難やめまい感、死の恐怖などを伴う、耐えられないような苦しみを感じます。

1回の発作は、数分から30分、長くても1時間以内に自然に消失します。

この発作は何の要因もなしに、突然発作が起こってくるのが1つの特徴です。

実際には、過労や心労が要因になることが多いとされています。

この発作は、死の恐怖を伴う強い不安を引き起こすため、絶えずいつ起こるかわからない発作に怯えてしまいます。

治療は、薬物療法とカウンセリングです。

出典:ながうしクリニック

3.4. 強迫症

私たち人間は、時々物忘れがあったり、間違いをしなかったか記憶が定かではなくなることがあります。

例えば、家を出るときに「火を消してきたか?鍵をかけたか?」などは、誰でも経験したことのあるエピソードです。

強迫症の場合、物事を過剰に気になってしまい、万に一つの危険を恐れる強迫観念と、不安を打ち消すための強迫行為に支配されてしまう状態です。

考えたくない考えが繰り返し頭の中に浮かび上がり、打ち消す努力をすればするほど、不安が強くなってしまいます。

具体的な行動としては、外出する際に鍵がしっかりとかけられたか何度も確認したり、不潔な状況に異常な恐怖感を抱き、手を洗う行動がやめられなくなることが挙げられます。

治療には、薬物療法やカウンセリングが必要です。

出典:こころの情報サイト

3.5. 急性ストレス障害

人間は、強い精神的ショックを受けると、感情が麻痺して、何が起こったかわからなくなるという混乱状態を示します。

急性ストレス障害を発症するきっかけは、暴行や脅迫、いじめなど非常に強いトラウマ体験が原因です。

トラウマ体験から4週間以内に始まり、2日から4週間程度で収まり、比較的短い期間で症状は安定します。

しかし、衝撃的な出来事を何度も頭の中で再現してしまうため、精神的負荷が大きくかかります。

精神的負荷を避けようとすると、不安が増大してしまう傾向があるのも特徴的です。

具体的な症状は、感覚の麻痺、感情反応の欠如です。

また、物事が事実ではないという感覚や、自分が自分ではないような感覚に襲われることもあります。

一般的には、トラウマ体験が強烈なほど、発症する可能性が高いといわれています。しかし、物事の考え方や感じ方は人によって個人差があるので注意が必要です。

治療法は、薬物療法が主流です。

出典:恩賜財団済生会

3.6. 統合失調症

統合失調症は、青年期に好発する原因不明の精神病です。

発症は、遺伝的要因と環境要因の相互作用によると考えられており、精神病のうちで最も頻度の高い重篤な疾患です。

症状の特徴としては、特有な思考障害、不適切な感情と意欲が見られ、自閉的あるいは一風変わった生活態度が見られます。

また、社会的・職業的に適応できにくいことが特徴です。幻覚・妄想などの異常体験、自覚症状がないこともあります。

統合失調症は、情報を適切に選択し、実行に移すというような認知機能の障害が見られますが、意識は鮮明で一般的な知能は保たれている場合もあります。

発症年齢は、過半数が20歳前後であり、16歳から40歳までが、主な発病危険年齢です。発病率に年齢差はありません。

病気にかかる危険率は、0.7%から0.8%で、あらゆる国を通じて発生頻度が同じであることも特徴的です。

発症の傾向としては、社会経済的地位の低い層に頻度が高い傾向が見られます。

しかし、詳しい原因はわかっておらず、精神科入院患者の60%を占めるといわれています。

治療は、服薬とカウンセリングが中心です。

出典:厚生労働省 ヘルプノート

4.人間関係の悩みを解消する3つの要素

ハートを渡す手

ここまで、人間関係の悩みが原因で引き起こされるリスクについて確認してきました。

私たちの生活のなかで、悩みやストレスは切り離せない問題です。

手遅れになる前に、人間関係の悩みを解消する方法を身に付けておきましょう。

4.1. 効果的なコミュニケーション

人間関係の悩みを解消するためには、効果的なコミュニケーションが欠かせません。

効果的なコミュニケーション方法を身に付けることで、トラブルを事前に回避することができます。

コミュニケーションにおいて、一番重要なことは傾聴を意識することです。

傾聴は、相手の話をただ聞くだけではなく、理解しようとする姿勢を示すことが重要です。

相手の目を見て話しを聞き、適切なタイミングで質問や確認を行います。

話の途中で相づちやうなずきを入れることで、相手への共感を示すこともできます。

自分の意見や感情を伝えるときは、具体的で明確に伝えることが重要です。

あいまいな表現は、誤解を招く恐れがあります。

例えば、「なんとなく不安だ」ではなく、「仕事の納期が迫っているから不安だ」と具体的に伝えることで相手も理解しやすくなります。

相手がスムーズに理解できるような発言を意識しましょう。

重要な話をするときは、タイミングと場所を選ぶことも重要です。

相手がリラックスできる環境で話をすることで、コミュニケーションの質が向上します。

話しやすい雰囲気をつくるためには、静かな場所でお互いが集中できる環境を選びましょう。

4.2. 共感と理解

良好な人間関係を築くためには、共感と理解について意識することが重要です。

共感とは、相手の感情や立場を理解して、寄り添うことを表します。

相手の話をきちんと理解できていることを示すことがポイントです。

共感には、感情的共感と認知的共感の2種類があります。

感情的共感は、相手の感情を自分のことのように感じることです。

相手が悲しんでいるときに、自分もその悲しみに共感して涙を流すような状態を表します。

認知的共感は、相手の立場や視点を理解し、相手がどう感じているのかを知覚することです。

感情を共有するだけでなく、相手の状況や背景を理解します。

共感は、相手との信頼関係を築く基本で、円滑なコミュニケーションをとるために欠かせないものです。

理解とは、相手の言動や考え、感情の背景にある理由や状況を論理的に把握することです。

理解は、共感とは異なり、感情だけではなく知識や洞察を用いて相手の立場を把握することに重点を置いています。

具体的に共感と理解を深めるための方法として、3つの要素があります。

1つ目は、相手の気持ちや考えを理解するために質問することです。

「今どのように感じていますか?」や「どうしてそう思ったのですか?」と尋ねます。

2つ目は、相手の感情を言葉にして返すことです。

「あなたはその仕事に対して、すごく不安を感じているのですね」と言葉にして返します。

3つ目は、自分の意志を押しつけるのではなく、相手の意見を尊重したうえで物事を考えることです。

相手の価値観や背景を理解し、共感を持って接することが大切です。

共感と理解をバランスよく実践することで、人間関係の悩みを解消することができます。

4.3. 健全な境界の設定

健全な境界の設定は、人間関係において非常に重要な要素です。

境界とは、他者との間に設ける物理的、心理的な「線」のことです。

きちんとした境界を設定することで、自分自身を守りつつ、他者との効果的な関係性を保つことができます。

境界の設定をするために、自分のニーズや価値観を理解し、相手に伝えることが大切です。

自分が許容できること、できないことを具体的に伝えることで、自分自身を守ることにつながります。

無理な要求は、きっぱりと断ることも重要です。

職場においては、誰がどの役割や責任を持つかを明確にし、過剰な負担や依存を避けます。

他者の感情に巻き込まれすぎないように、適切な距離を保つことも重要です。

境界を相手ごとに変えていると、自分に過度なストレスがかかる可能性があります。

自分で一度設定した境界は、しっかりと守ることが大切です。

自分の境界を守るだけではなく、相手の境界も尊重することもポイントです。

必要に応じて境界を見直し、調整する柔軟性をもちましょう。

健全な境界を設定することで、心理的な健康を保ちながら、良好な関係性を築くことができます。

5.メンタルを強化するための方法

脳の中で筋トレしているイラスト

人間関係の悩みを解消することで、心理的負担は大幅に減らすことができます。

しかし、完全に悩みやストレスをなくすことはできません。

ストレス耐性を付けてメンタルを強化することが必要です。

メンタルを強化することは、こころの病気から自分を守ること以外にも、メリットがあります。

この章では、メンタルを強化することによって得られるメリットを確認しましょう。

5.1. ストレスの管理

メンタルが強い人は、ストレス管理が自然とできています。

ストレス管理を行うための方法には、感情のコントロール、ポジティブ思考、ストレスの発散があります。

感情をコントロールするには、自分の感情を客観的に認識することが重要です。

感情をコントロールできれば、ストレスに直面した際に、冷静に対処することができます。

呼吸法や瞑想などのリラクゼーション技術を使うことで、コントロールしやすくなります。

挫折や失敗をしたときは、ネガティブな感情を抱きがちですが、ポジティブに考えることを癖づけましょう。

ストレスの影響を緩和し、安定した精神を保つことが可能です。

どれだけ緩和させても、ストレスはどんどん溜まっていきます。

溜まったストレスを発散させることが必要です。

運動や趣味、リラクゼーション活動などの健康的な方法を取り入れることで、ストレス耐性を高めることができます。

ストレス管理を行うためには、生活習慣を見直すことも重要です。

定期的な運動、食生活、良い睡眠を行うことが、ストレス軽減の助けになります。

5.2. カウンセリングの活用

カウンセリングは、こころの健康を保つための有効な手段です。

誰かに話すことで、悩みや不安は軽減されます。

日本ではあまり身近に感じませんが、海外では一般的な手法です。

カウンセリングを実施するメリットについて確認してみましょう。

カウンセリングを行うメリットは、自己理解が深まることです。

自分の行動や考えを再認識することで、視野を広げることができます。

ストレスや不安を軽減するためにも有効です。

カウンセリングで、ストレスや不安の原因を明確にして対処するための具体的な策を出してもらえます。

継続的にサポートしてもらえるので、モチベーションを維持できます。

カウンセリングの一番の魅力は、精神的な健康を保てることです。

こころの不調が深刻になる前に、カウンセリングを通じて早期に対処できるため、メンタルヘルスの悪化を防ぐことができます。

健康的なライフスタイルや考えを教えてくれるため、健全な生活習慣を身に付けることができます。

近年では、メールやオンラインでのカウンセリングも増えてきているので、自分のスタイルに合ったカウンセリングを活用しましょう。

6.Q&A

電球を抱えている男性

6.1. 人間関係で悩んでいる人は何割くらいですか?

日経xwoman doorsでは、2022年6月1日〜30日の間、職場の人間関係に関するアンケート調査を実施しました。

そのアンケートで、「あなたは職場の人間関係に悩みがありますか?または過去に悩みがありましたか?」と聞くと、「ある」が39人(37.1%)、「過去にあった」が50人(47.6%)という結果になりました。

この結果から、約85%の人が人間関係で悩んでいるといえます。

出典:日経xwoman doors

6.2. 人間関係で悩む例は?

人間関係で悩みを抱いてしまう具体的な例は次のようになります。

  • 上司の態度がコロコロ変わる
  • 公正な評価をしてくれない
  • 上司や先輩が理不尽
  • 気の合う同僚がいない
  • 仕事を丸投げされる
  • 気を遣いすぎてしまう
  • 意見が合わない
  • 悪口や愚痴が多い
  • プライバシーに踏み込んでくる
  • いじめや嫌がらせをされている

こういった言動が原因で人間関係の悩みを抱く人が多いです。

6.2. 人間関係で困ることはなんですか?

人間関係で困ってしまう具体的な例は次の通りです。

  • コミュニケーションの難しさ
  • 価値観や意見の違い
  • 期待と現実のギャップ
  • 境界線の問題
  • 信頼の欠如
  • 感情のコントロール
  • 相手に対する依存
  • 自己主張の難しさ
  • 人間関係の疎遠化
  • 集団内での立ち位置

こういった言動が人間関係構築の際に困る内容とされています。

7.まとめ

パソコンの前で作業している男性の手

本記事では、人間関係の悩みについて詳しく解説してきました。

悩みはストレスとなり、溜まっていくことでこころの病気になります。

こころの病気は、発症まで自覚症状がなく、治療が困難な場合が多いです。

筆者自身、長期間の治療に苦しんできました。

本記事で解説した悩みの解消法を実践して、メンタルを強化していきましょう。

しかし、ひとりですべて実践することは難しいです。

そこで、おすすめはカウンセリングです。

カウンセリングでは、カウンセラーと共同で目標達成に向けて動いていきます。

自己理解も深まり、ひとりでは解決できなかったこともカウンセラーと一緒なら解決できます。

ココロの窓口

こちらのカウンセリングでは、メールやオンラインカウンセリングを取り入れており、自分に合ったスタイルで面談が可能です。

ぜひ、活用してストレスに振り回されない日々を過ごしましょう!

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