Webライターにおすすめ!無料で使えるライティングツール15選

Webライターにおすすめ!無料で使えるライティングツール15選

Webライターとして活動していく上で、適切なツールを活用することは作業の効率化や記事の品質向上につながります。しかし、初心者の方や駆け出しのライターにとって、有料ツールを使うことに対して、ハードルが高いと感じることも多いでしょう。

そこで本記事では、Webライターが無料で利用できる便利なライティングツールを厳選。記事作成やリサーチ、校正、画像収集まで、各工程で役立つツールをご紹介します。

目次

Webライターは何で書く? | 記事作成に役立つツール

パソコン操作中に疑問を感じている男性

まず押さえておきたいのが、実際に記事を作成する際に使用するツールです。記事作成ツールをクライアントから指定されることがあるため、特に今回ご紹介する3つのツールは今のうちから操作に慣れておくと良いでしょう。

Googleドキュメント

多くのWebライターに愛用され、定番となっているのがGoogleドキュメントです。クラウド上で動作するため、インターネット環境があればどこからでもアクセスできます。また、自動保存機能によってデータ紛失のリスクも最小限に抑えられます。複数人での共同編集やコメント機能も充実しており、クライアントとのやり取りにも便利です。

Microsoft Word

クライアントによっては、セキュリティポリシーの関係で、Google関連のツールが使えないケースがあります。その場合に使用するのがMicrosoft Wordです。Office 365に登録すれば無料のオンライン版を利用でき、基本的な執筆作業には十分な機能が揃っています。変更履歴機能やコメント機能が充実しているため、修正依頼への対応もスムーズです。

WordPress

多くの企業が自社のWebページなどを作成する際にWordPressを使用しています。Webライターが別なツールを使って記事を納品したとしても、結局は企業側でその記事をWordPressにコピペして公開していることが多いです。

そのため、WebライターがWordPressを使って納品できるのであれば、案件の幅を広げることができます。見出しの設定、画像の挿入、リンクの設定などの基本操作ができるだけで、執筆から入稿までを一貫して任せられるライターとして重宝されます。

無料でも一部機能は使えますが、本格的に操作を覚えるならレンタルサーバーやドメインを契約し、有料で使うのがおすすめです。

Webライターのリサーチに強いツール

パソコンを操作している男性の手

質の高い記事を作成するためには、適切なリサーチが欠かせません。特にSEOを意識した記事作成では、キーワード選定やユーザーニーズの把握が重要になります。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、調べたいキーワードを入力するだけで、ユーザーがよく検索するキーワードなどを一覧で出してくれるツールです。無料プランでも十分な機能が利用でき、記事構成を考える際のアイデア出しにも活用できます。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、キーワードの検索ボリュームや競合性を調査できるツールです。特定のキーワードがどれくらい検索されているのかを数値で確認できるため、記事テーマの需要を客観的に判断できます。

Ubersuggest

Ubersuggestは、キーワードの検索ボリューム、SEO難易度、関連キーワード、競合の流入キーワードが確認できるツールです。無料版だと一日あたりの検索回数に制限がありますが、基本的な機能はほとんど利用できます。

Webライターの校正に便利なツール

カフェでパソコン作業している女性

執筆した記事の品質を高めるためには、校正作業が欠かせません。誤字脱字やコピペの確認を怠ると、クライアントからの信頼を損なう可能性もあるため、必ずチェックツールを活用しましょう。

CopyContentDetector®

CopyContentDetector®は、無料で利用できるコピペチェックツールの中でも特に精度が高く、多くのWebライターに利用されています。1回あたり4,000文字まで無料でチェック可能で、テキストの類似度を%で表示してくれます。意図しない重複や引用元の明記漏れを防ぐことができ、オリジナリティの高い記事作成に役立ちます。

日本語校正サポート

日本語校正サポートは、誤字脱字や表記の揺れ、不適切な表現などを自動的に検出してくれるツールです。「ら抜き言葉」や「い抜き言葉」、助詞の連続使用なども指摘してくれるため、読みやすさが向上します。

Enno

Ennoは、シンプルながら実用的な日本語のタイポ・誤字脱字エラーをチェックできるツールです。変換ミスや入力ミス、スペースの入れ忘れなど、見落としがちなエラーを検出してくれます。

Webライターの画像収集・作成に使えるツール

パソコンを操作する手

記事に適切な画像を挿入することで、読者の理解を助け、視覚的な魅力を高めることができます。ここでは、商用利用OKの無料ツールをご紹介します。

写真AC

写真ACは、日本発の無料写真素材サイトで、日本人モデルや日本の風景など、国内向けコンテンツに適した画像が豊富に揃っています。検索機能も充実しており、目的の画像を見つけやすいのが特徴です。

Pixabay

Pixabayは、海外の高品質な画像やイラスト、動画まで無料で利用できるサイトです。5,700万点以上(※2025年10月時点)の素材が登録されており、洗練されたビジュアルが多いのが魅力です。日本語検索ではヒットしづらい場合もあるため、英語キーワードでも検索してみることをおすすめします。

O-DAN

O-DANは、複数の無料画像サイトを横断検索できる便利なツールです。日本語で検索すると自動的に英語に翻訳して各サイトを検索してくれるため、効率的に理想の画像を見つけることができます。

Canva

既存の画像素材だけでなく、オリジナルのアイキャッチ画像や図解を作成したい場合は、Canvaが非常に便利です。豊富なテンプレートとドラッグ&ドロップの直感的な操作で、デザイン未経験者でもプロフェッショナルな画像を作成できます。

WebライターにおすすめのAIツールとその注意点

注意マーク

Webライターが使うAIツールで特に人気なのが、ChatGPTやClaudeなどの対話型AIです。これらは、アイデア出しや構成案の作成、リサーチなどに役立ちます。

ただし、AIが生成した文章は間違った情報を出力することがあるため、使い方には注意が必要です。AIツールは、あくまでも記事作成の「補助」として活用し、最終的には自分の言葉でリライトすることが重要です。

Webライターがライティングツールを活用するメリット

メリットと書かれた吹き出し

ライティングツールを効果的に活用することで、Webライターとしての仕事の質と効率を大きく向上させることができます。

作業効率を大幅にアップできる

ライティングツールを活用する最大のメリットは、作業時間の短縮です。リサーチツールを使えば、体系的かつ効率的にデータを収集できます。また、校正ツールを使用することで目視での確認作業時間を減らし、見落としも防げます。

作業時間が短縮できると、同じ時間でより多くの案件をこなせるようになるため、収入アップにもつながるでしょう。

記事作成の質と正確性を高められる

ツールの活用は、記事の品質向上にも大きく貢献します。

キーワードツールを使えば、ユーザーニーズに基づいた記事構成が可能です。また、校正ツールによって誤字脱字や表記揺れを防ぐことで、プロフェッショナルな仕上がりを実現できるでしょう。コピペチェックツールの使用は、意図しない著作権侵害を防ぎ、よりオリジナリティの高い記事が作成できます。

クライアントからの依頼に柔軟に対応できる

多様なツールを使いこなせることは、受注できる案件の幅を広げます。WordPressの入稿ができれば直接記事を投稿する案件にも対応可能です。

さらに画像編集ツールが使えれば、画像選定や簡単な加工までを含めた案件を受けられます。複数のツールに対応できることは、他のライターとの差別化にもなり、より条件の良い案件を獲得するチャンスもつかめるでしょう。

まとめ

Webライターが無料で活用できるライティングツールを15種類ご紹介しました。これらのツールを上手く使うことで、コストをかけずに良質な記事を作成できます。

まずは自分の作業フローの中で最も時間がかかっている部分や、課題に感じている部分から、該当するツールを導入してみてください。ツールに慣れるまでには多少の時間がかかりますが、長期的に見れば大きな投資対効果が得られるはずです。

本記事で紹介したツールを活用して、Webライターとしてのスキルアップと収入アップを目指していきましょう!

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